奇蹟の輝き (1998) : What Dreams May Come

あえなくも地獄に落とされた愛する妻を救うべく天国を抜け出した男の冒険をSFXを駆使した驚異の映像で綴ったファンタジー。作家リチャード・マシスンの同名小説(創元推理文庫刊)の映画化で、監督にはヴィンセント・ウォードがあたった。脚本はロン・バスが担当。撮影はエドゥアルド・セラ。音楽はマイケル・ケイメン。美術はイウジニオ・ザネッティ。編集はデイヴィッド・ブレナー、メイシー・ホイ。衣裳はイヴォンヌ・ブレイク。SFXはジョエル・ハイネックとニコラス・ブルックスのヴィジュアル・エフェクツ監修の元、視覚効果デザインをPOPフィルムが担当。

監督:ヴィンセント・ウォード
出演:ロビン・ウィリアムス、アナベラ・シオラ、キューバ・グッディング・Jr.、マックス・フォン・シドー、ロザリンド・チャオ、ジェシカ・ブルックス・グラント、ジョッシュ・パドック

奇蹟の輝き (1998)のストーリー

医師のクリス(ロビン・ウィリアムス)は愛する妻アニー(アナベラ・シオラ)と二人の子供イアン(ジョッシュ・パドック)とマリー(ジェシカ・ブルックス・グラント)に恵まれて、幸せな日々を送っていたが、ある日不慮の事故で子供たちを失い、悲しみに沈む。ほどなく、彼自身も事故で命を落とし、天国へと召された。かつての恩師アルバート教授(キューバ・グッディング・Jr.)と出会い、彼に導かれてロマンティックな天国で歓喜に浸るクリスだったが、地上では子供と夫に先立たれたアニーが悲しみのあまり自殺してしまった。自殺した者は地獄へと落とされてしまう。これを知ってショックを受けた彼はアニーを救うために天国を出て地獄へと旅立つ決心をする。アルバートは彼を死後の世界の道案内人トラッカー(マックス・フォン・シド)の元へ連れて行く。案内人はクリスにアニーはクリスに会っても彼が誰か分からないだろうと告げるが、クリスの決意は固い。クリスは地獄の世界でアニーを探し求め、ついに彼女を見つけるが、アニーはやはり彼が誰か分からなかった。だが、アニーを思うクリスの愛が奇蹟をもたらすのだった。

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